初めに:
お約束の注意書きです。ソフビに塗料を塗る時は、特有の問題が発生するらしいです。んなこた分かってるよ、という方は「さて本題」まで読み飛ばしてください。
ソフビに塗料を塗る時は、塗膜がきちんとできるか、反応しておかしなことにならないか、
ご自身で調べた上で、ご自身で納得して実行してくださいまし。
アキバのボークスドールポイントに行くと、「ミクさんの爪の色はMr.COLORのNo.34とNo.66を1:1で混ぜましょう。仕上げにX-22を…」というポップがありました。
人には自分で調べてからやってねなどと言っておきながら、自分自身は店のポップを鵜呑みにするという…
色を塗った後の状態については、この記事の最後に載せときますね。
さて本題:
そのポップ自体はかなり前からあったのですか、まさか、自分がミクさんを
9月にお迎えしてから、シッカリすっかりハマってしまったので、ハンドパーツを買いに行きました。
とはいえ、一度にたくさんは買えません。
今回は「チョキ」と「指差し」の2種類。
元々付いてきていた「パー」と「ノーマル」を入れてこれで4種類になりました。
さてさて、まずは、買ってきたハンドパーツを中性洗剤で洗います。
「離型剤」というのが表面に残っていると、せっかく塗った色が剥がれてしまったりというトラブルのもとになるらしいのてす。
乾かしている間に、塗料の準備です。
2色を1:1で混ぜますが、他の物にスカイブルーやデイトナグリーンを塗る予定はありません。大事に取っておいてもしょうがないので、全量を混ぜてしまうコトにしました。
混ぜやすいように大きめのビンを用意します。
色同士を混ぜる前に、個別に塗料のビンの中身をよく混ぜます。
34番は白っぽい色が沈んでますから、特に念入りに混ぜます。
2色それぞれ均一になったら、混色兼保管用のビンに、ダーっと移します。
貧乏性なので微量の薄め液でビンに残る塗料をある程度洗って移しました。
そして、また、ひたすら混ぜます。
混ぜるときは何か棒状の物が必要ですが、今回は学生時代に「ミクロシュパーテル」と呼んでいたモノを使いました。
これで、2.43mgとか試薬ビンから出し…
まあ、ちっこいスプーンとちっこいヘラがついてるもんです。
下の写真では各種の瓶の手前にある細長いヤツです。
その他色んな物が写ってます。
手前から筆(ゼロ号)2本、使い捨てスポイト、
ミクロシュパーテル
X-22というのは、仕上げに塗る透明な塗料。これはエナメルと呼ばれるもの。その右には主役の塗料2種類。これらはアクリルと呼ばれるもの。仕上げのクリアと種類が違うのは、重ね塗りした時に相手を溶かさないものである必要があるからです。
さらにその右には混ぜ終わったミクグリーン(笑)。アクリル薄め液。一晩右の緑のフタの四角いボトルは、筆の洗浄液。これ、なかなかいいですよ。
アクリル塗料にも専用の薄め液がありますが、今回は使用していません。
乾かして、好みの発色になるまで、あるいは好みの厚さになるまで塗って乾かしてを繰り返します。
上の写真のように伸ばした状態の指には、人間の爪にマニキュアを塗るように、筆に気持ち多めに塗料をのせて、筆を爪に置いたら爪の幅になるまで筆を押し付けて広げ、そして付け根から先端まで一気に塗る。と、ムラなく塗れました。
上の写真は左手親指です。塗った塗料がはみ出してるとか、形が気に入らない、とかの場合には、アートナイフみたいなもので塗料だけ削り取る感じてカリコリ擦ると、形を変えることができます、という作業の前と後の姿でした。
キリがないので、ある程度満足したら、仕上げにクリアを塗ります。
シッカリ乾かしましょう。
要領はさっきと同じです。
エナメルはアクリルよりも乾燥というか硬化までの時間が長いからなのでしょうか。多少塗りやすい様です。
後日談:
色を塗ってから、約1週間経ちました。色とクリアを塗った爪は、しっかり硬化しているように見えます。
しかし、塗料の厚みが各爪でばらついており、人間の指を押し当てると指紋が転写されて数秒で消えていく(またツヤツヤになる)ものもあります。
これは、今の所は、エナメル塗料の性質によるものだと考えています。
もし、塗膜が変なことになったり、ソフビ本体に被害が及んだりしたら、また記事にしたいと思います。
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